あいくるにはいろんなイベントがありますが、今回紹介するのは

「青春祭（せいしゅんさい）」です。

青春祭は、中高生が主役のエンタメイベント。

出演はもちろん、企画構成・運営・準備に片付けまで中高生が中心となって行います。

コロナ禍で2年実施がありませんでしたが、2022年3月21日（月祝）、ようやく開催となりました！

今回はその青春祭の様子をレポートします！

今回のポスター。製作者は高校生です。

2022年1月末、最初の出演者がエントリー。

それに続く形で今回は5組のグループが揃いました。

2月になり、青春祭実行委員が本格的に始動。

ミーティングを重ねていきます。

ステージの構成を考えていく中で肝となったのがステージのテーマ。

いろんな意見が出る中で、ひとりの出演者が言いました。

「学校で文化祭がなかったから、文化祭みたいな青春祭にしない？」

メンバーはいろんな学校から集まっているわけですが、やはりみんな同じような憂き目に遭っていたようで、満場一致でテーマが決定。

今年のテーマは「文化祭」！

その後も、本番に向けてミーティングを繰り返し、あっという間に前日。

会場の設営を行い、リハーサルにも熱が入ります。

そして迎えた本番当日。

イベントは夕方からでしたが、メンバーたちは朝から集まり、ステージの装飾を施したり、音合わせをしたり、緊張なんてどこ吹く風と裏紙を丸めたボールでキャッチボールをしたり…その様子は、本当に学校の文化祭の準備を見てるようでした。

15:45 開場

観客のみなさんが着席していきます。

今回、感染症対策としてステージとお客さんとの十分な距離の確保、演者同士の適切な距離の確保、途中休憩を挟んでの十分な換気などを行いました。

また、入場できる人数も制限されていましたので、入場できなかったみなさんのために、あいくるの別フロアへの生中継もされていました。

16:00開演

いよいよ幕が上がります。

オープニングは、各グループがそれぞれ自分たちを撮影した映像をつないで編集したスペシャルVTR！

会場の興奮も一気に高まります！

さあ、トップバッターは「US」のお二人！

今回のリーダーを務めてくれたメンバーが率いる2人組。

力強くも可愛さ溢れるダンスを披露してくれました。

二番手は「familia（ファミリア）」の3人です！

学校の軽音楽部内で結成されたバンド。

いつもは5人だそうですが、今回はスリーピースバンドスタイルでの登場です。

パンフレット用に各グループが作った自己紹介

あいみょんやbacknumberの楽曲を披露してくれました。

次に登場したのは「The  NoTorious（ザ・ノートリアス）」

楽曲はもちろん、ユーモアあるMCも印象的でした。

コブクロやオレンジスパイニクラブの楽曲を披露してくれました。

「ババンド（仮）」。

今回の中心的グループでした。

元気いっぱいのパフォーマンスは観ているこちらを笑顔にしてくれました。

RADWIMPSやSaucy Dogの楽曲を披露してくれました。

休憩を挟んで登場したのは「あいくる軽音楽部」。

サポートメンバーとして、先に登場したfamiliaさんにギターとベースをお手伝いしてもらい、マカロニえんぴつの「恋人ごっこ」を披露してくれました。

なんと全員が初ステージでした！

次は「ディズニーメドレー」のコーナー。

各グループの代表メンバーが即席コンビを結成。

ディズニーの名曲をメドレー形式で熱唱してくれました。

こちらも各コンビ違うカラーで楽しませてくれました。

お客さんも大盛り上がり！！

独創的な名前が印象的な「名無しのかかし」さん。

今回、メンバー数が最多のバンドでした。

非常にパワフルな演奏で観客を盛り上げてくれました。

「自分自身の境遇と歌詞が重なる」と前置きして始まった『ヤングアダルト』は多くの観客の胸を熱くしました。

さあ、いよいよ大トリ！！

ババンド（仮）さんが往年のパーティーソング「学園天国」を歌ってくれました！！

最後には出演者全員がステージに上へ。

みんなで考えた振り付けで踊ってくれました。

今年も開催自体が危ぶまれた青春祭でしたが、中高生たちの熱い思いが多くの人を動かし、たくさんのお客さんも集まってくれました。

終演後、ライブを振り返りながら談笑するメンバーたちの充実感に満ちた笑顔こそが、「大成功」だったことの何よりの証だったのではないかなと思います。

何かと制限もある中でお集まりいただいたみなさん、お力添えいただいたみなさん、ありがとうございました。

そして何よりも、常に前向きに開催に向けて動いてくれたメンバーたち。

本当におつかれさまでした！

後日、今回のリーダー的な役目を果たしてくれたメンバーがあいくるにメールをくれました。

最後に後日譚として掲載しておきます。

では、また。

あいくるのみなさん。

今日までお世話になりました。

楽しく青春祭が終わってほっとしていますが、なんか寂しい気持ちでいっぱいです。

貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

今日のことは私の一生の思い出です。

この青春祭で沢山の友達ができました。そしてまた再会することもできました。

家族や友達だけでなく、初対面のお客さんに褒めてもらったり、感動してもらえたり、嬉しいことも沢山ありました。

色んな出来事があり、胸がいろんな感情でいっぱいな1日でした。

まだなんて言ったら正解なのかわかりませんが、とにかく胸がいっぱいなんです。

やっと大人の一歩手前まで来た気もしました。

子ども卒業っていうことにも気付きました。

これからも私も色んな子供と関わって、私のように色んな感情を持って生きてほしいと思いました。

そんな大人になるためにもあいくるで学んだことを忘れずに、活かして大学生も沢山挑戦していこうと思います。

私たちに沢山声をかけていただき、ありがとうございました。

わたしも今日の青春祭であいくる卒業しようと思います。

本当に本当にお世話になりました。

たくさんの思い出が児童館にあります。

普通だったら体験できないたくさんのことが児童館で経験することができました。

一つ一つ大切な思い出です。鮮明に覚えています。

児童館あいくるだいすきです。

また沢山お土産話作ってあいくるにお手伝いしにきますね。

本当にお世話になりました。

ありがとうございました。