3月に実施したSDGsのイベント「ゴミが泳がない海へ」。
企画・運営に携わってくれた高校生グループ『Bluestar』のメンバーがレポートを作成してくれましたのでぜひご覧ください。
以下、レポートになります。
それでは、どうぞ。
2022年3月21日(月祝)にあいくるで「ゴミが泳がない海へ」をテーマにSDGsについてのイベントを開催しました。
昨年8月に開催する予定だったイベントですが、新型コロナウイルスの影響で2回延期になり、今回ようやく開催することができました!
イベントは午前中は小学生対象、午後は中学生対象に分けて行いました。
小学生対象のイベントでは、5問ほどのクイズ、絵本の読み聞かせ、魚救い(さかなすくい)、アクセサリー作りを行いました!
クイズでは「世界では1年間で800万トンのゴミが流れているか?」、「SDGsの問題は1人では解決出来ないのか?」といった○×問題を5問ほど、みんなに考えてもらいました!
クイズでは小学生たちが元気に答えてくれたのが印象的でした!
また、地球環境に関する絵本はBluestarで内容を考えました。
SDGsの項目一つ一つの内容を分かりやすくイラストにし、森林伐採によって私たちにどんな影響があるのかや、海の中にゴミが落ちてしまったら魚や私たちにどういうことが起きてしまうかなどを伝えました!
絵を描くことで小学生にも伝わるようにと心がけて作りました。
最後まで静かに聞いてくれました♪
オリジナルゲーム「魚救い」は、色画用紙で作った魚をゴミから救うゲームで、ゴミを釣竿で取ってもらいました。海洋汚染の問題をより身近に感じてもらえたのかなと思います。
そして、一番盛り上がったのはオリジナルアクセサリー「AFMP」作りです!
AFMPとはBluestarが作った造語で「Accessory From Marine Plastic」の頭文字をとった言葉です。
海岸で拾ったプラスチックを何か他のものに生まれ変わらせることはできないか?と考え、始めたのがこのAFMPというアクセサリー作りです!
レジン液、型、UVライト、そして海洋プラスチックがあれば簡単に作れるので、小学生の子たちも楽しそうに作っていました!
自分たちで一生懸命完成させようと頑張っている姿が嬉しかったです!完成したアクセサリーをカバンにつけていたという話を聞いてとても嬉しかったです!
午後は、中学生対象にSDGsに関するディスカッションとAFMP作り。
ディスカッションは、7名で行いました。SDGsの17項目の中からいくつかの項目をあげてディスカッションしました!
13番目に掲げてある「気候変動に具体的な対策を」や、14番目に掲げてある「海の豊かさを守ろう」などについて現時点での問題点、それを解決するための解決策を話し合い、初めて知る取り組みがたくさんあり、また、今までとは違った視点で考えることができて私たちも、とても楽しかったです!
AFMPでは小学生と同様にレジン液でも作りましたが、アイロンを使ったAFMP作りにも挑戦してもらいました!
ペットボトルのキャップを砕いて色分けしたものを用意し、約250℃の熱さのアイロンで押し付けると、砕いたキャップが溶けることを生かした方法です。レジン液に比べると少し難しい作業ですが、上手に作ってくれました♪
今回のイベントを通して、少しでもSDGsに興味を持ってくれた子がいたら嬉しいです!
そして、自分たちで一生懸命作ったAFMPを見たときに、こんなことしたな、今地球がこんなことになってるんだって言ってたなと思い出してくれたらこのイベントは成功じゃないかなと思っています。
私たちBluestarにとっても貴重な体験になりました!楽しみという気持ちと同じくらい、それ以上に楽しんでもらえるか、上手くできるか不安な気持ちが大きかったですが、始まってしまえばあっという間に時間が過ぎていました。あいくるの方をはじめ、たくさんの方に支えていただきありがとうございました!とても貴重な経験ができました。
参加してくれた子、このイベントに関わってくれた方々、本当にありがとうございました!
Copyright ©
Municipal Fukuoka central Children's Hall
All Rights Reserved.